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久々の遺跡外。 美味い物を食べ、落ち着ける宿を…と思うておったが、 いきなり体調を崩してしまい、我がことながら驚いた。 いやまぁ、サイコウシンの悪戯ということで、すぐに復活したのだが。 まことサイコウシンという者は人が悪い。 …はて、人なのか? それはともかくとして。 再び遺跡へ入るための準備を整え、荷物をまとめる。 …持ち歩けるアイテムが少ないひ弱な体は、やはり枷になってしまう、か。 遺跡で拾い集めた素材、バニラと自分のための食料、 全て持ち歩こうとすれば結構な嵩、そして重量となってしまう。 「もう少し様子をみて、どうにもならんようだったら筋トレも考えねばならんかのぅ。」 ムキムキな自分など、考えたくもないが。 何よりそんな面倒くさそうなこと、本当なら手を出したくはないのだが。 「ふぅ」 小さくため息をつき、処分するアイテムをよりわける。 「…前向きに、考えねばな」 視線の先には一匹のムカデ。 その蠢く足が目に入ったところで、慌てて目をそらす。 荷袋の口を閉じ、宿の窓から空を見上げた。 寒々しさをたたえた夜空は、突き抜けるような群青を張り詰め、静かに広がっている。 まだまだ寒さは続くのだろう。 暖かい格好をして、早く寝てしまうに限るだろう。 「明日からまた暫くは遺跡の探索が続く。早く寝て、ゆっくり休めよバニラ。…お休み。」
遺跡を出て、ようやく一息。 …と思ったらペットに食料を奪われ、体を壊し、ばたりと倒れた。 そんな夢を見た。夢にしては空腹の苦しみがリアルで焦った。 気を改めて再出発の準備にかかっておるが、荷物のやりくりに何とも困ってしまう。 うーむ、やはり少しくらいは体力をつけねばならんものかのぅ。 この身長で変に筋肉をつけると、みっともない見た目になりそうで怖いのだが。 というかそもそも筋トレなんてきつそうな運動、考えるだけで恐ろしい! (小さな文字で何か書いてある) ロデオボーイ……アブトロニック……?
私用だが一日中走り回ることとなり、仲間の元へ戻ったのは夜更け過ぎ。 これから手紙など…書けるだろうか。 冷たい夜気、月明かりの元、ひとまずここに記録のみ。
…この絵は時間がとれたら描き直して、上から貼り付けてしまおう。 コミュニティ新規参加者への歓迎メッセージは、今日明日と2日分まとめて送ることに。
予定通りだが、仲間の下に戻れたのは大分遅い時間となってしまった。 これから手紙など…間に合うだろうか。 まぁ無理は嫌いなので投げ出すやもしれぬが。 それはそうと、少し遠出をした先で野生のリスを見かけた。 なぜだろうかのぅ。このところリスに対する愛情が増したような気がする。ふふ。 ああだがしかし…あまり近寄りたくはないのだ。 何十匹ものリスが体を駆け回り、残るは無数の爪跡、そして滲む血…ああおぞましい過去の記憶… い、いや、そんなことは良いのだ。忘れよう。 そういえば!ついに肉を手に入れたのだ。肉だよ肉。ふふふふふ。 歳柄にもなく浮かれてしまう。 明日める殿に焼いてもらう予定なのだ。楽しみで仕方がない。ふふふ。