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以前の赤い服は、 メロークリスマスサタンという神を、崇めるための儀式服だったらしい。 結局学ぶのが追いつかぬまま過ごしてしまったが、 そんな私でも、この儀式恒例だというプレゼント交換を行うことが出来た。どうやら心の広い神らしい。 届けられたのは、見たことのない形状と色使いをした小さな装飾。 かすかに放たれている光は、じんわりと身に染みるような暖かさをもっている。 「さてどこに着けたものか。」 少し悩んでから、首もとのコサージュ中心に差し込んでみる。 「うむ、良い感じかの」 やわらかい光をまとったコサージュを眺め、つい顔がほころんだ。 プレゼントに添えられたメッセージを確認すると、送り主の名前も記載されている。 「ふむ。数日中に、お礼の手紙でも送ってみるかの」 時間のやりくりに多少不安を覚えつつも、メッセージカードを大切にショルダーへとしまいこんだ。 数日中には、必ず。 ============= この島には、色々な人との出会いがある。 まだ当初の目的である財宝は見当たらぬが、良い経験を繰り返している。 ありがたいことだ。 虫との戦いを終えると、パーティメンバーのめる殿がマフィンを持ってきてくれた。 彼(彼女?)の手作りらしい。 ゆっくり味わって食べることにしよう。 作りたてのぬくさが心地よく、両手で抱え込むと寒さが少し遠のいた、そんな気がした。 フンフン先生、バ…肉が食べたいです