[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
…… (尻尾をゆらゆら揺らしながら、何か落描きしているようだ。 時々顎の下に手をやって考え込んだり、触角がピンと伸びては緩みを繰り返している) (クラリスさん、ソウさん、薫子さん クリックすると原寸) --------(30日追記)--------- 「……」 「?ロジュ、どうかしましたか」 左方をじっと見つめる仲間に、クインスは歩み寄って声をかける。 大きな瞳が向けられた先を辿れば、豊かな流れをたたえる川。 「視線を…感じた気がして」 戸惑うように答えた少女は、こちらを見上げると大きくかぶりを振った。 「いや、気のせいだろう。気にするな」 「気のせい…ですか」 少女が去った後も、クインスはじっと川の際、そして向こう岸に視線を延ばしていたが… そもそも視力の弱い眼に映るものは少なく、 諦めるように踵を返した。 戦闘を終えた後、ささやかな休息時間の、ささやかな出来事。 ジェイク・バーティリーの日記