(絵をクリックで大きいサイズ表示※148KBあります)

「…あ」
するりと手帳から滑り落ちた絵ハガキに、思わず声がもれる。
「イベント後、挟み込んだままでしたっけ…」
拾い上げたハガキを手に、軽く首を傾げる。
「う…ん。　ん。」
かすかな沈黙の後、
クインスはおもむろにウェストポーチを探り、携帯用インクつぼと、そして深い色身の万年筆を取り出した。
「使わせて下さい、ね」
今では手に馴染んだその軸を優しく撫ぜ、愛おしそうに口付け、
そうして慣れた手つきでインクを吸入させていく。

ほどなくペン先が綴りだしたのは、故郷の名前。
暮らしていた森の家の、ポストの在り処。
懐かしい、主の名前。
そして一言
”元気です”

───

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(PL)
絵だけじゃなんだしと文を書き始めたものの、
着地点を見つける前に眠気が襲ってきました。尻切れですみませ、んorz

そんなこんなで、すっかり放ったらかしになっていた絵葉書イベント時の絵(大判)をアップしました。
しかし描いてから間が空いてしまうと、
大したものじゃないし、荒だらけだし、スキャン後の潰れや発色も酷いし･･･と、ひたすらこっ恥ずかしいです。
で、でも、声かけて下さって嬉しかったです。ありがとうございますありがとうございます！＞先日のclapの人

使った画材は鉛筆+透明水彩+不透明水彩(金・銀)です。
うーん、金色と銀色って、どうやったらそれらしくスキャンできるのでしょう。
光ってなんぼだから無理かなあ、無理だよなあ。
わかっていても、好きなので使うのをやめられません。ぐぐぐ。